株の初心者の口座について②口座の種類

株の取引の口座について、開設の流れを大まかに説明しましたが、「特定口座(源泉徴収あり)」「特定口座(源泉徴収なし)」の三種類の口座を選ぶことができます。

特定口座とは、証券会社が1年間の株の利益・損益を計算し、確定申告に提出することのできる年間取引報告を作成してくれる口座のことです。

それに対し、一般口座は年間取引報告書を自分で作成しなければなりません。

株の初心者にはどの口座を選ぶのがベストなのでしょうか。

【特定口座(源泉徴収あり)】

売却益が出た際に証券会社が源泉徴収を行い、自動的に税金を納めてくれます。

そのため、確定申告をする必要はありません。

手間が省けるため、初心者だけでなく一般の投資家の間で最も利用されています。

また、確定申告の必要がないことから扶養家族となっている主婦が株取引を行う場合は「特定口座(源泉徴収あり)」を選べば、いくら利益が出ても扶養から外れることはありません。

また、売却損があった場合に、通常税金がかかる配当金に対しても相殺を行い節税の効果がある上場株式配当等受領委任契約を結ぶことができるのもメリットです。

いちばん便利な口座であることは確かですが、一般的な収入のサラリーマンや少額で運用をしている人がこの口座を選んだ場合、株で得た利益が年間20万円以下だったら税金を払う必要はないのに自動的に課税されてしまうため、無駄な税金を納めることになります。

一度納めた税金は返還できませんので注意が必要です。

【特定口座(源泉徴収なし)】

源泉徴収を証券会社が行わないため、売却益が年間20万円を超えた場合に確定申告が必要となります。

サラリーマンやOLの場合、利益が20万円以下なら税金を払う必要はないので、「特定口座(源泉徴収なし)」を選ぶ方が得策でしょう。

デメリットは、20万円を超えると確定申告が必要なため、主婦の場合は扶養を外れる可能性があることと、自営業の場合は所得が上がるため国民健康保険の金額が上がるということです。

【一般口座】

「一般口座」は損益を含めたすべての計算を自分で行い、年間取引報告を作成しなければならないので初心者には全く向いていません。

国債・社債の売買は特定口座ではできないため、そのような取引も行っている株のスペシャリストが利用しています。

初心者の場合は、自分の収入の状況や投資のスタイル、確定申告をどうするかなどを考えて「特定口座(源泉徴収あり)」か「特定口座(源泉徴収なし)」のいずれかを選ぶことがオススメです。

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