初心者が株の投資を行う際のメリット・デメリット

最近CMでもおなじみとなったNISAの浸透により、個人株主も増えてゆきました。

これを機会に自分も株で資産を形成したいと思う人も多いのではないでしょうか。

しかし、株といってもどのような仕組みで儲かるのか、よく投機と投資という言葉を聞くけど明確な違いはあるのかなど、初心者にはわからないことはたくさんです。

ここではメリット・デメリットを中心に株の初心者が注意すべきことを説明していきます。

【投資と投機の違い】

投資は、投資先の企業の将来的な収益を見越して株を購入することを指します。

企業は株主が投資した金額を経営に充て、成長や事業拡大で得た利益を株主に還元することにより、双方に利益がもたらされる仕組みとなっています。

投機は、投資が長期の取引であることに対し、株主の利益を優先した短期的な側面があります。

FXなどのデイトレードなどがその代表です。

【NISAの制度】

NISAとは「少額投資非課税資制度」の通称です。

通常の株取引では利益の20%が税金としてかかりますが、NISAは投資により得た配当に対し税金がかかりません。

2014年から始まったこの制度により、気軽に投資を行うことができるため、個人投資家が激増しました。

2014年時点で、初めて株取引をしたという人の中でNISAを利用した人の割合は半数強という統計もあります。

【株式投資のメリット・デメリット】

最大のメリットはやはり「利益を得ることができる」点です。

主な利益は、会社が利益を得ることによって株主に配当金が入るインカムゲイン、会社の株価が上昇傾向にある時に株を売却し購入時の差額で利益を得るキャピタルゲイン(売却益)、割引券や商品券・プレゼントなどの株主優待制度があります。

デメリットはやはり、企業の経営難などによる株価の下落があった場合、急いで売却したとしても購入時の値段より損益が発生します。

これをキャピタルロス(売却損)といいます。

【配当金・優待を得られる時期】

「権利確定日」の時点で株を保有していることが条件です。

主に会社の決算時期である3月と9月の末日が権利確定日にあたります。

ですが、権利確定日時点の株主名簿に名前が載るまで3営業日かかるとされ、実際には3営業日前にあたる「権利付き最終日」の時点に株を持っていないとその条件に当てはまりません。

また、権利付き最終日の翌日は「権利落ち日」と呼ばれており、一般的に大きく株価が下がるといわれています。

購入を狙うのはチャンスですが、売却はおおむね損をすることが多いので注意しましょう。